作曲者プロフィール
中村滋延(NAKAMURA, Shigenobu)
1950年大阪生まれ。作曲を石井歓・中田直宏に師事。在学中より日本音楽コンクール作曲部門2度の入賞(1971,1973年)を果たし,1974〜 76年DAAD奨学生(西ドイツ政府給費生)として国立ミュンヘン音楽大学に留学。2年間,作曲をW.キルマイヤーに師事。帰国後1977年愛知県立芸大大学院修了。その後,国際ガウデアムス作曲コンクール,日本交響楽振興財団作曲賞,日本音楽集団作曲賞,「今日の音楽」作曲コンクール,国立劇場舞台芸術作品賞などのコンクールの入選入賞多数。多様な創作活動の中で際だつ点は,視覚的要素を構成に取り入れた音楽作品の存在である。特に視覚的要素と聴覚的要素の結びつきにコンピュータを積極的に応用することによって「音楽系メディアアート」というジャンルを確立し,注目を集めている。なお,ここ数年は東南アジアの伝統芸能とその素材となっているラーマヤナ物語に惹かれ,それらを素材にした音楽系メディアアートを制作している。ドイツZKM(メディアアートセンター)客員芸術家,日本音楽コンクール(NHK及び毎日新聞社主催)作曲部門審査員等を経て,現在,九州大学大学院芸術工学研究院教授(音響部門)。